Renewal(更新)申請をAgentに依頼した際のメモ
　(留意点)
　管轄が2020年に観光芸術文化省(MOTAC)から内務省(JIM)へ移管された為か、
現場の担当者はローテーションで頻繁に変わり、かつ運用も熟知していないようです。
また、公式webも適切な表記や更新がされていないので、
申請書類の提出時に公式webに記述されていない書類等を追加要求されたり、
コピーを提出する書類についても弁護士によるコピー認証を一部要求されたりします。(後述)
　今回はこれらのオペレーションリスクを回避するため、Agentに申請を依頼しました。
　(時系列)
12月13日 Local Agentに申請書類一式提出。
12月16日 Remote Agentによりイミグレで書類提出・受理。　
  1月31日 イミグレで更新承認書完成。
  (委員会では1月17日(21稼働日目)に更新承認されていたが、
　イミグレ長がCNY休暇のため承認書へ最終署名したのがこの日だった。)　
  2月  7日 現用の旅券をLocal Agentに引渡。
  2月10日 Remote Agentによりイミグレで更新VISA貼付。
  2月11日 VISA貼付された旅券をLocal Agentから回収・支払。

　(申請書類について説明)
公式表記は以下。


　(説明)
1. 申請時に更に IM.12と顔写真2枚必要です。(IM.12に顔写真貼付場所があるが貼付不要。)
2. 顔写真は上記に加え、更にVISA貼付時にも1枚必要です。
　しかしVISA貼付後に顔写真は2枚返却されました。
　恐らくこの2枚はスキャンのみに使用されたものと思われます。
3. 上記52.はパスポートの人定面, VISA面,  直近入国日のEntry Stampの３つを
　弁護士によりコピー認証したものが必要です。
4. 上記54,55,56は不明瞭な記述ですが、趣旨は担保預金が現在も預け入れられており、
　且つ、その預金がMM2H担保であることを証明すればよいです。
　　実例としてHSBCの場合、預入れした支店でなく最寄りの支店でも作成可能であり、
　証書式定期預金(FD)ではないので、預入証明書は初回預け入れ時のDeposit Slipをコピーし、
　それにHSBCのCompany ChopとPremier Center Manager名を押印し、
　書類作成支店のManager署名と作成日を記入して作成されました。
　　担保証明書は初回VISA申請時に作成した担保証明書を同一様式で
　書類作成支店のManager署名を追加して作成されました。
　　つまりHSBCの場合、初回VISA申請時に作成した担保証明書と初回預け入れ時の
　Deposit Slipを最寄りの支店に持参して作成依頼すればその場で発行されます。

　(最後に)
1. MM2H及びその関係者に対して上記のようなやる気のない内務省の体たらくなので、
　再度MM2Hの管轄を観光芸術文化省に戻す動きもあるようです。
2. 更新後の承認書(Approved Letter)にはなぜか90日滞在義務の表記がありません。
　これはひょっとして90日滞在義務というのは外向けのハッタリなのか？！
(了)